【Excel】時間の計算を正しくする方法【セルの書式設定で変更しましょう】

Excel
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見てください!合計時間がおかしいです!

こんな声を後輩からもらいましたので、今日はこんな疑問に答えていきます。

☑ 本記事の内容

  • 合計時間はセルの書式設定で変更できます

忘れがちなので、設定漏れがないようにしましょう。

なぜ時間の表記がおかしくなるのか?

なぜ時間の表記がおかしくなるのか?

  • 24時間超えると0時に戻る

時間の表記がおかしくなるのは、24時間超えるとおかしくなるというイメージで覚えてもらえればOKです。

今回は、出退勤表を使って説明していきます。

では、早速その具体的な方法を見ていきましょう。

勤務時間の作成

勤務時間=終了時間-開始時間-休憩時間で算出します。
例)=D3-C3-E3

勤務時間の作成

  1. 勤務時間のセルをクリック
  2. =終了時間のセル-開始時間のセル-休憩時間のセルを入力
  3. 完了したら勤務時間すべてのセルにコピー(Ctrl+C)

時間の表記変更

まずは変更前がどのようになるか確認してみましょう。

変更前のデータ

変更前のデータ
26:00と入力したら、2:00と表示されます。

セルの書式変更

24時間を超えるの時間も入力できるようにしていきます。
セルの書式変更

  1. 時間入力するセルをすべて選択します
  2. 右クリックしてセルの書式設定をクリック
  3. [セルの書式設定]ダイアログを開く
  4. [表示形式]タブ-[分類]欄のユーザー定義をクリック
  5. [種類]欄に[h]:mmと入力

[h]:mmと入力することによって24時間を超える時間も入力できるようになります。

時間の表記変更確認

24時間超える時間も入力できるようになりました。
時間の表記変更確認

合計時間の設定

SUM関数

時間の合計はSUM関数を使います。

勤務時間のセルの合計なので数値1の部分に勤務時間の開始セル、数値2に勤務時間の終了セルを入力します。

例)=SUM(F3:F33)
SUM関数

  1. =SUM(数値1:数値2)と入力します

セルの書式変更

開始時間等と同じようにセルの書式変更していきます。
セルの書式変更

  1. 合計時間のセルを選択します
  2. 右クリックしてセルの書式設定をクリック
  3. [セルの書式設定]ダイアログを開く
  4. [表示形式]タブ-[分類]欄のユーザー定義をクリック
  5. [種類]欄に[h]:mmと入力

以上で作成は完了です。

確認

では、どのようになったか確認してみましょう。
確認

24時間を超える時間も問題なく入力できるようになってますね。

まとめ

セルの書式変更を変えるだけで、24時間を超える時間も入力できるようになります。

  • 24時間を超える時間を入力する場合は、セルの書式変更
  • 出来るようになると周りからスゴいね!って言われます

今回の内容はこんな感じです。

要は、簡単に設定できますよってことです。

Excelは、色んなことができます。

これからも素晴らしいExcelライフを!

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